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エッセイ: 夏のループ Summer loop

海辺の街で In the seaside town

君の好きな噂

そんなことに興味はないけど

これから先もずっと

こんな事ばかり繰り返すのかな?


変わってしまったのはどっちだろう?

君なのか、僕なのか、

クリームソーダのストローをかき混ぜても

あの夏の午後は戻ってはこないから


あれから随分経つけど

いくつになっても変わらないね

君の話す懐かしい話しは

僕の印象とはまるで違ってる


変わってしまったのはどっちなんだろう?

僕なのか、君なのか、それとも初めから

分かりあうことは出来なかったのかな?


変わってしまったのはどっちなんだろう?

君なのか、僕なのか、

海辺の街で僕たちの夏が過ぎて行く


広げたままの本のページを

不意に風がめくって



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