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あの夏の光
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To Escape

10月の空

街を見下ろす坂道を下って

その先にひろがる景色


取り残されていく不安、言葉に出来ないまま

10月の空を雲は流れて行く


あの向こう側に本当は、何かあるはずなのに

確かめることも出来ずに


理由もなく立ち止まってしまう

ただ毎日は過ぎて行くだけで


足元に寄り添う影のように

消えていく季節の匂いだけが

この場所に君を引きとめている


それでも君はまだここにいる

みえない明日を探しながら

ひとりきりで前を向いて



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